2011年のIPOを簡単に振り返ってみましょう。
上場数は36件。
前年の22件からは14件の増加となりました。
その36件の初値動向は、
| 公募超え | 公募同値 | 公募割れ | 合計 |
| 19 | 3 | 14 | 36 |
公募をクリアできたのは半数程度。
平均騰落率は122%でした。
次に市場別に見てますと、公募をクリア出来た19件のうち9件がマザーズ銘柄でした。
| 市場 | 公募超え | 公募同値 | 公募割れ | 合計 |
| JQG | 3 | 3 | ||
| JQS | 6 | 2 | 5 | 13 |
| マザーズ | 9 | 2 | 11 | |
| 東証1部 | 1 | 1 | 2 | |
| 東証2部 | 3 | 4 | 7 |
業種別では、公募クリア19件のうち10件が「情報・通信業」でした。
やはり相変わらずIT系銘柄はIPOでは強いですね。
しかも、このいち7件がマザーズです。
『マザーズIT系は鉄板』説が定着してきています。
公募割れはというと、「医薬品」が3件、「不動産」が3件と、こちらも『公募割れ鉄板業種』が定着です(笑)
| 業種 | 公募超え | 公募同値 | 公募割れ | 合計 |
| 情報・通信業 | 10 | 1 | 11 | |
| サービス業 | 3 | 1 | 4 | |
| 不動産業 | 1 | 3 | 4 | |
| 医薬品 | 3 | 3 | ||
| 電気機器 | 2 | 2 | ||
| 食料品 | 1 | 1 | 2 | |
| 小売業 | 1 | 1 | 2 | |
| 金属製品 | 1 | 1 | ||
| 精密機器 | 1 | 1 | ||
| 水産・農林業 | 1 | 1 | ||
| 機械 | 1 | 1 | ||
| 化学 | 1 | 1 | ||
| 卸売業 | 1 | 1 | ||
| 銀行業 | 1 | 1 | ||
| 空運業 | 1 | 1 |
主幹事別では、野村が12件、大和が11件とこの2社で半分以上を占めました。
しかし、野村は12件中10件が公募クリアとなったのに対し、大和の公募クリアは11件中6件に留まり、地力の差が出たように見えます。
| 主幹事 | 公募超え | 公募同値 | 公募割れ | 合計 |
| 野村 | 10 | 2 | 12 | |
| 大和 | 6 | 2 | 3 | 11 |
| みずほ | 2 | 2 | 4 | |
| 日興 | 3 | 3 | ||
| 三菱UFJ | 3 | 3 | ||
| 東海東京 | 1 | 1 | ||
| みずほインベ | 1 | 1 | ||
| SMBCフレンド | 1 | 1 |
最後に仮条件と公募価格。
公募価格が仮条件上限で決まらなかった銘柄は6件あり、その内4件が公募割れ。
ほかの30件は仮条件上限で決まったものの、公募クリアは17件でした。
ということで、
「50件にも届かないIPO数で、半分程度しか公募クリアしない」
というつまらない状況もいよいよ5年目に突入します。
2012年のIPOはどのような展開を見せてくれるでしょうか。
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